競馬の核心!血統ペース理論!

私が編み出した「血統ペース理論」を基にレース考察などを展開するブログです。

私が故・中島国治氏の血統理論をベースに編み出した予想理論が「血統ペース理論」です。 端的に言えば、「逃げ馬が自身の血統構成から作り出す血統的なペース・流れ」がレースを支配し、このペース・流れに適合する馬たちによってレースが決するというものです。 実際のレース予想の際はこの「血統ペース」の他にも、各馬の持つローテ的体力の大小からの絞り込みや、各馬の対戦によっておこるコンプレックスも予想に取り入れて絞り込みます。 昨今ではラップ分析系の予想が隆盛のようですが、一般に言われるスローペースやハイペース、テン3ハロンや上り3ハロンといった時計だけではない「血統というペース・流れ」がレースを支配していることを感じてみませんか。

宝塚記念を振り返ります

以前にもご説明しましたとおり、現在、私事多用につき更新頻度が減っており大変申し訳ありません。

ここでは、宝塚記念を振り返ってみたいと思います。

 

宝塚記念

1着・タイトルホルダー

父ドゥラメンテ、形相遺伝として影響が強いのは母と診ています。

ローテ的体力は料的遺伝2.50であり、激走後は中8週程度は必要。

 

今年のこのレースは、海外遠征組の帰国参戦などがあって珍しくフルゲート戦となり盛り上がりを見せましたが、ファン投票数も増えて今年の1~2位は従来のオグリキャップの最多記録を大幅更新する票を集めました。

ネット投票が普及して気軽に投票できることが大幅増に影響していますが、そう考えると、はがき投票の時代だったオグリキャップの票数は特異であり、改めてオグリキャップの人気の凄さを感じます。

今年も昨年に続いて開催2週目に行われましたが、梅雨時ながらこの影響を受けずに馬場コンディションは良好であり、パンサラッサがハイペースで牽引したことが大きく寄与していますが、コース及びレースレコードが叩き出され、2着馬も従来レコードを更新しています。

勝った本馬は、長距離路線からの距離短縮の上に、パンサラッサが牽引するハイラップの流れに対応できるのかと診られましたが、堂々と番手に控えて5F通過57.6秒にも戸惑うことなく、最後は力強く抜け出して快勝しています。

 

ファン投票1位ながら単勝は2番人気でしたが、今年のG1戦線の1番人気の呪いも回避?できたことも良かったのでしょうか。

昨秋のG1戦線は1番人気がそれに応えて勝利するレースが多かったものの、今年は一転して1番人気が勝てない状況が続いて上半期G1全敗、本馬にしても天皇賞・春も今回も2番人気であり、そもそも1番人気を作り出す予想要因は何か、という既存の予想手法を見直す議論も起きているようです。

 

 

さて、血統考察に入りますが、本馬の形相遺伝対象と診ている母メーヴェは、英国産ですが本邦輸入され、2~4歳時に中央で22戦5勝という成績を残しています。

未勝利勝ちは6戦目のダート1200m戦でしたが、その後は主に中距離路線で走り、更に距離を延ばして北海道シリーズでお馴染みの2600m戦のOP特別を勝利し、アルゼンチン共和国杯9着を最後に引退しています。

3歳戦線ではチューリップ賞や紫苑Sにも参戦しましたが、善戦どまりの戦績に終わり、G1戦線への出走はありませんでした。

このメーヴェを更に調べてみると、自身の3代母の父で英チャンピオンSなどの勝利がある Lorenzaccioの遺伝活性値が強く、札幌2600m戦を勝利しているものの、血統本質的には長距離型ではなく、中距離を中心に中長距離までを守備範囲としていたタイプと診ます。

本馬はこのような形相遺伝背景を持つことから欧州型の中~中長距離に距離適性を持つタイプと診ます。

 

菊花賞と天皇賞・春という長距離カテゴリーのG1を両方制覇していることから長距離タイプに見られますが、両レースとも逃げて中盤を歩くようなペースに落とすことに成功したことで対応できたものであり、血統本質的には長距離型ではないと診ます。

本馬は欧州型と述べましたが、欧州型にしては逃げ先行タイプに出ている面白いタイプですが、これは本馬の形相遺伝系統であり、母父でもある Motivatoaに由来するものと診ます。

この Motivatoaは英ダービー馬ですが、父モンジューに母父 Gone Westという、欧州追込みタイプと米国逃げタイプの組み合わせで輩出されており、私に言わせれば、実験的な興味配合により生産されましたが、どんなキャラクターが出るかと診られたところ、欧州型の先行タイプというキャラクターが表れ、英ダービーも先行して最後は2番手から抜け出して勝利という内容でした。本馬が逃げ先行タイプに出ているのは、まさにこの血の特徴が出ていると診ます。

 

そして、本馬と言えば、このレースにファン投票枠で参戦した半姉メロディーレーンがいることでも知られますが、この半姉メロディーレーンは母母の父で英愛ダービーを制した Shirley Heightsの遺伝活性値が強く、Shirley Heights及びその先祖を遺伝対象先祖とすることから、欧州型の中長~長距離タイプであり、半弟とは違って差し追い込み型に出ています

このように、兄弟間でキャラクターが異なることは全兄弟でも頻繁にあり、血統の面白いポイントだと思います。

この遺伝対象先祖の解析方法は中島理論に基づくものですが、複雑な解説が必要となりますので、ここでは割愛いたします。

 

それにしても、欧州質の本馬が米国質のパンサラッサが逃げるハイペースのラップに苦も無く対応したのは驚きましたが、この2頭は昨年の有馬記念で対戦しており、その際も今回同様にパンサラッサが逃げて本馬が2番手という同じ展開でしたが、本馬は最後の直線で先頭に立ったものの押し切れずに5着に終わっています。

本馬にとってパンサラッサが作り出す血統ペースは適合が良く、私の判定は有馬記念も宝塚記念も適合ランクAという高いものでしたが、ラップタイム的には有馬記念の5F通過59.5秒に対して、宝塚記念は5F通過57.6秒と大きく違いましたが、2度目のパンサラッサのペース経験で驚きの対応力の向上と言うしかありませんが、馬に限らず、生物全般が持っている学習能力の重要性を改めて認識した次第です。

 

本馬は今回の勝利により、陣営から凱旋門賞へ正式参戦の発表があり、どうやら直行ローテとなるようです。

これで今年は既報どおりダービー馬ドウデュースも参戦、そしてディープボンド陣営が今年も参戦するかどうかですが、以前から日本のホースマンの間からは、凱旋門賞に強い逃げ馬を参戦させたいという声が上がっており、本馬の参戦はこれが実現する参戦となりそうです。

確かに欧州競馬には強い逃げ馬というのは存在せず、欧州ではルール上認められている、勝つ意志が無い存在のラビットをペースメイカーとして出走させるほど逃げることを嫌う、差し追い込み重視の競馬です。

この間隙に目を着けることは好着想ですが、日本人の脳裏には「エルコンドルパサーの悲劇」が焼き付いており、何の因縁か、母父にエルコンドルパサーを差し切ったモンジューの血を持つ本馬がどのような走りを見せるのか、楽しみにしたいと思います。

 

 

それから、1番人気に押されて6着に終わったエフフォーリアについて、道中は中団で運んだものの早い段階から鞍上の手が動き出し、追走に苦労する中で形作りのように差を詰めただけの6着に終わっています。

今年初戦の大阪杯で9着に敗れ、それでもブリンカー装着で臨んだ最終追切を見て本馬を本命評価した予想やメディアも多く、1番人気に押されましたが応えることができませんでした。

レース後の鞍上からは追走が難しかった趣旨のコメントが出ていますが、はっきりとした敗因が掴めないでいるようです。

 

この敗因について、私はメルマガ「重賞分析極秘ファイル」において、大阪杯の予想考察の際に本馬には3つの不安材料があることを指摘し、これが原因で勝利するのは難しいと指摘して評価を3番手まで下げた考察を公開しましたが、結果はそれを上回る9着に終わり、そして、今回公開した考察では、ブリンカーを装着した程度では大阪杯で露呈した3つの不安材料は解消せず、今回も好走は難しいと指摘して4番手評価としておりましたが、結果はそれを上回る6着に終わっています。

 

この内容について、昨年の年度代表馬の深部に触れる内容ですので、メルマガ読者様の利益保護の観点を踏まえてここでは公開することはできませんが、私がこのブログで繰り返し述べてきた内容から1つだけヒントを示しますと、成長過程期である2~3歳と、成馬となる4歳では馬が違うということです。

このことは、馬を起用する陣営によって理解度が異なる印象があり、理解が及んでいる陣営もあれば、変わらずに同一視して扱う陣営もあり、このことで馬の走りに影響が及ぶことは残念な限りです。

私が公開した本馬の3つの不安材料のうちの1つはこれに関することであり、陣営には3歳時の内容に囚われることなく、新たに練り直していただきたいと思います。

 

もしも陣営の方がこのブログをお読みであれば、私で宜しければ、3つの不安材料解消のアドバイスを致します。年度代表馬が苦悶している状況は不憫でなりません。

ちなみに、血統ペース適合については、今回同様にパンサラッサが逃げた有馬記念で本馬は勝利しているように血統ペース適合を示しており、血統ペースが敗因ではありません。

 

 

さて、その私のコンテンツ「重賞分析極秘ファイル」は、平地重賞を対象として、レースの主要な出走馬について血統ペース理論及び中島理論の観点から、どの馬が有力なのか、どの馬が危険なのか、主要馬を中心に診断した上で穴馬を含めて予想する内容のコンテンツです。

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先週は宝塚記念とOPリステッドを予想しましたが、宝塚記念はデアリングタクトを本命評価、ディープボンドを対抗評価とし、タイトルホルダーとヒシイグアスはヒモ穴評価まで、キングオブコージを特穴評価としておりました。

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新型ウイルス感染状況にすっかり慣れたこともあるのか、行動緩和の動きがかなり進んでいる一方で、ロシアのウクライナ侵略など複合的な要因で物価高騰や食料供給不安が生じており、多方面に渡って様々な影響が広がって世界中が震撼しています。

日本では平和の下でコロナ禍にあっても競馬が中断されることなく開催されていることについて、私は改めて感謝の念を抱くとともに、ウクライナに一日も早く平和が訪れることを祈るばかりです。

梅雨真っ只中と思いきや、地域によっては高温傾向で早々に梅雨明けということで、皆様におかれましては健康管理には留意いただき、夏競馬を楽しんでいただきたいと思います。

メルマガについてはリンクをブログ右側に貼っておりますので、有料となりますがよろしかったらお願いいたします。

 

今日はここまでです。

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日本ダービーを振り返ります

以前からご説明しておりますとおり、現在、私事多用につき毎週更新できずに大変申し訳ありません。

特に、今春になってからは更に多用の状況に陥っており、メルマガ配信予想は従来どおり継続しておりますが、ウマイ馬券の方は成績が冴えず、当ブログ更新は気が付けば前回から2か月ぶりとなってしまいましたが、今年も日本ダービーが終わったということで何とか更新したいと思います。

ということで、ここでは、日本ダービーを振り返ってみたいと思います。

 

日本ダービー

1着・ドウデュース

父ハーツクライ、形相遺伝として影響が強いのは母父の母父の父の母と診ています。

ローテ的体力は料的遺伝4.00であり、激走後は中5週程度は必要。

 

今年のダービーは、世代の有力馬の脱落や回避が無く、揃って参戦したことで重賞勝ち馬であっても出走できなかった馬が現れるなど、厳しく珍しいセレクションとなりましたが、2歳重賞が増産されて以降、昨今の陣営の起用事情などによる馬をあまり使わない傾向が、多くの重賞勝ち馬を誕生させて皆んなでダービーへ行こう!的な動きに見えてしまい、重賞勝ち馬の価値の低下にも繋がっているように見えます。

それにしても、昨年更新されたダービーレコードを今年また大幅に更新してしまうというレース結果には驚きましたが、やはり時計が出るダービーとなると、後述するように米国の血が重用されるということなのでしょう。

その一方で、近年面白いのは、4年連続で欧州の重厚な血を2世代目までに持つ馬が3着までに食い込んでおり、同じレースでありながら、勝ち馬は米国の血を求められ、3着には欧州の血が求められるという、相反する血が同居するレースになっており、3歳春という成長過程期における興味深いレースになっています。

 

勝った本馬は、所謂ダービーポジションなど全く意に介さず後方待機で運び、道中も前を急がず後方待機し最後の直線に掛けましたが、力強い伸びを披露し先頭に立つと、イクイノックスの猛追をクビ差凌いでダービー馬の栄冠に輝いています。

以前から好位5番手までに付けるダービーポジションが格言化していますが、昨年に続いて今年もこれを意識したようなタイトな流れとなって次々と脱落、弥生賞馬は最後まで粘りを発揮しましたが、ダービーポジションが取れなかった馬たちが上位入線を果たす傾向に変質しているようです。

 

さて、本馬の形相遺伝対象と診ている Bowl of Flowersは、米国産で2~3歳時に米国で16戦10勝の成績を挙げ、2歳時には8戦6勝の戦績で米国最優秀2歳牝馬に選出され、3歳時にはNY牝馬3冠に挑戦し、エイコーンSとCCAオークスを制し、マザーグースSは惜しくも2着に敗れ、史上初のNY牝馬3冠は達成できませんでしたが、米国最優秀3歳牝馬に選出されるなど活躍しました。

この Bowl of Flowersの母 Flower Bowlは、血統を見る人にとっては云わずと知れた米国の名繁殖牝馬であり、Bowl of Flowersはその初仔にあたり、祖母 Flower Bedから広がるこの牝系からは数多くのG1馬が輩出され、近代競馬の礎として繋がっていますが、残念ながら Bowl of Flowersの直仔からはG1馬は輩出されず、よく有りがちな現役時に活躍しすぎた牝馬からは良駒が輩出されない、という傾向に嵌ってしまいました。

それでも、現役時の活躍から2004年には米国競馬殿堂入りを果たし、今年の日本ダービーでは遺伝対象先祖として現代に引き出され、今尚活躍するに至っています。

 

本馬はこのような形相遺伝背景を持ち、Bowl of Flowersの持つバランスの取れた好馬体も引き継いでいると診られることから、米国型のマイルから中長距離まで対応可能な、現代競馬では稀少な広範な距離適性を持つタイプと診ます。

本馬が達成した、朝日杯FSとダービーの両方を勝利するというのは現行レース体系では初めてとなり、旧体系の朝日杯3歳S時代のナリタブライアンやミホノブルボンまで遡らないと現れない珍しいタイプですが、形相遺伝背景から診てマイルも2400mも距離適性どおりであり、若駒時代に見られる、青春の1ページ的な走りではないと診ます。

そして、本馬の筋肉質な馬体はこの米国型が表れており、更には手前を替えずに右手前で走ってしまう走法にも米国型の遺伝背景らしくサウスポーの走りが表れていると診ます。

右回り小回りの中山が舞台だった弥生賞と皐月賞は他馬の後塵を拝しましたが、アイビーS以来となった左回りで一変、別馬のような走りを披露したのも当然です。

 

本馬はハーツクライ産駒ですが、古馬になってから良さが出る産駒傾向とは全く関係なく2歳夏にデビューし、3連勝で朝日杯FSを制して2歳時から活躍していますが、これはやはり、母父が2歳時に4戦4勝でBCジュベナイルを制して2歳で引退という早熟ぶりだったことが大きく影響しており、この血の影響がハーツクライ産駒の傾向と相殺・中和されるような形で、本馬が2歳時から稼働できていると診ます。

同様にハーツクライ産駒で1番人気に押されたダノンベルーガも、母が米国で10戦2勝で2歳時に最も成績が良かった内容から、2歳秋の新馬戦を勝利し3歳2月に重賞勝利という戦績に繋がっていると診ます。

このハーツクライ自身も、現役時はキングカメハメハが勝利したダービーで2着惜敗と対応を示していたことから、ディープ産駒が不在となる来年以降は、父ハーツクライ、母は米国早熟型という組み合わせがこのレースのトレンドになりそうですが、既に種牡馬を引退していることから、残り2世代から果たして該当馬が出るでしょうか。

 

本馬はどうやら凱旋門賞を目指すことになりそうですが、予想は別として、日本のダービー馬として頑張って欲しいと思います。

 

 

それから、ダービーで光栄なる1番人気に押されて4着に終わったダノンベルーガについて、中団後方の馬群の中で運びましたが、最後の直線では前が開いたものの思うように伸びず、先行してバテている3着馬も交わせず4着に終わっています。

東京コースの新馬や共同通信杯で披露した、上がり3F33秒台の切れ味を期待されて1番人気に押されたと診ますが、この豪脚を披露できずに終わっており、今回の敗因として、極端な調整方法や今春G1戦線で1番人気が勝てない運気、果ては某有名芸能人が本命に評価したことまで取り上げられているようですが、私から診ると、血統ペースが適合していないという一言になります。

 

逃げたデシエルトが作り出した血統ペースが合わなかったということになりますが、

私のメルマガ「重賞分析極秘ファイル」のダービー予想において、実際にレースでも逃げたデシエルトを想定逃げ馬と設定した上で、本馬は血統ペース不適合馬と判定し、無印評価としておりました。

 確かに、中間の調整過程を疑問視する評価もあったようで、これが敗因要素の一部の可能性はあるかと思いますが、主たる敗因は、私が提唱する血統ペースが合わなかったことで豪脚発揮が封じられたことと診ます。

 それでも、そのような苦境の中で4着まで上がって来た走りは高能力を保有している証左であり、仮に血統ペースが適合している展開であれば、更に突き抜けている走りは容易に想像でき、人気に応える走りに繋がっていたと推測します。

 

 このレースは、デシエルトが作り出した血統ペースが適合していた馬は5頭と少なく、逃げ馬デシエルトを含めた6頭までが血統ペース適合馬としてメルマガ配信しましたが、今回は久々のブログ更新ということで、罪滅ぼしの意味で逃げ馬を除いた判定結果を以下のとおり公開します。

 なお、適合AAが最も強い適合を示し、以下適合Cまでが適合の範囲であり、適合Dは適合馬ではありませんが、適合馬に不具合があった際の補欠的存在となります。

 

 <血統ペース適合AA>

 <血統ペース適合A>

 <血統ペース適合B>

  いずれも該当無し

 <血統ペース適合C>

  ピースオブエイト、イクイノックス、セイウンハーデス、ドウデュース、アスクビクターモア

 <血統ペース適合D:補欠馬>

  ジオグリフ、プラダリア、アスクワイルドモア

 

ということで、以上のとおり、適合Cの5頭プラス逃げ馬の6頭までで決着しており、本馬は補欠にも入っていませんでしたので無印評価となりました。1番人気を無印評価としており、血統ペースの考え方の有用性を示せたものと考えております。

本馬は改めて仕切り直しとなりますが、ハーツクライ産駒ながら母の戦績は勝利は2歳までで3歳春を最後に尻つぼみだった戦績から診て、今後の成長力がどれほどなのか少々懐疑的であり、これを跳ね返して活躍できるのか、今後の走りは血統考察の観点からも要注目と診ます。

 

 

さて、その私のコンテンツ「重賞分析極秘ファイル」は、平地重賞を対象として、レースの主要な出走馬について血統ペース理論及び中島理論の観点から、どの馬が有力なのか、どの馬が危険なのか、主要馬を中心に診断した上で穴馬を含めて予想する内容のコンテンツです。

それから、現在姉妹メルマガとして「重賞分析極秘ファイル・買い目プラス」をレジまぐにて展開しておりますが、こちらは重賞にリステッドOPまで対象を広げて、買い目まで提供しております。

先週は3重賞とOPリステッドを予想しましたが、目黒記念と安土城Sを的中しプラスとなり、ダービーは的中しましたがトリガミという結果に終わっています。

メルマガ予想的中の実績については、サイトで無料でご確認頂けますので、一度お試しいただけますと幸いに存じます。都合によりブログ内にリンクを貼ることができませんが、レジまぐ内にてご検索願います。

 

新型ウイルス対策が少しずつ緩和の動きが進んでいる中で、ロシアのウクライナ侵略という暴挙が今も続いており、このことで多方面に渡って様々な影響が広がって世界中が震撼しています。

日本では平和の下でコロナ禍にあっても競馬が中断されることなく開催されていることについて、私は改めて感謝の念を抱くとともに、ウクライナに一日も早く平和が訪れることを祈るばかりです。

早いもので今年もダービーが終わり、早いもので今年も新馬戦が始まる時候となりますが、皆様におかれましては新型ウイルス対策を含めて、健康管理には留意いただき、競馬を楽しんでいただきたいと思います。

 

今日はここまでです。

(仕事のご依頼はmonaka.sabao.88@gmail.comまでお願い致します)

 

 


ドバイ国際競争について一考察します

以前にもご説明しましたとおり、現在、私事多用につき毎週更新できずに大変申し訳ありません。

普段であれば高松宮記念について振り返り考察するところですが、今回は日本から大挙22頭の出走があったドバイWCミーティングについて、気付いた点がありましたので一考察したいと思います。

 

ゴドルフィンマイル

1着・バスラットレオン

キズナ、形相遺伝として影響が強いのは母母の父と診ています。

ローテ的体力は料的遺伝6.25であり、激走後は中週程度は必要。

 

<ドバイゴールドC

1着・ステイフーリッシュ

ステイゴールド、形相遺伝として影響が強いのは母母と診ています。

ローテ的体力は料的遺伝5.50であり、激走後は中週程度は必要。

 

UAEダービー

1着・クラウンプライド

リーチザクラウン、形相遺伝として影響が強いのは母と診ています。

ローテ的体力は料的遺伝6.25であり、激走後は中週程度は必要。

 

<ドバイターフ>

1着同着・パンサラッサ

父ロードカナロア、形相遺伝として影響が強いのは父の母母と診ています。

ローテ的体力は料的遺伝4.25であり、激走後は中4週程度は必要。

 

<ドバイシーマクラシック>

1着・シャフリヤール

父ディープインパクト、形相遺伝として影響が強いのは母父の母父の母の先祖の隔世遺伝と診ています。

ローテ的体力は料的遺伝3.50であり、激走後は中6週程度は必要。

 

 

世界中が新型ウイルス対策に見舞われて一昨年は休催となり、今年は激変の世界情勢の中で、サウジCデーも含めて開催があるのか問われましたが無事に開催、今年は日本から大挙23頭が参戦、1頭回避となりましたが22頭が出走し、日本勢だけではなく世界各国から有力馬の参戦があったことで国際色豊かになり、昨年よりもメンバーレベルも上がりましたが、UAEダービーにはロシア調教馬の参戦があり、スポーツの世界でもロシアに対する制限を加えている中で、この出走が一部で議論になっているようです。

そのような中で、当日の9レース施行中8レースに日本馬が参戦、過去最多となりましたが、結果は皆さんもご存知のとおり、日本馬が5勝2着1回3着3回という良績を挙げ、サウジCデーに続いて大豊漁となりました。

 

 

その5勝の勝ち馬については上記のとおりですが、皆さんもお気付きのとおり、5頭とも父がサンデー系、キンカメ系の牡馬ということで、私が日頃から血が溢れ返って牡馬は成馬になると闘争本能の減退喪失に見舞われてしまうと指摘している馬達です。

この内、クラウンプライドは現在3歳春であり、成馬古馬ではなく成長過程の青春期ですので扱いは別ですが、特に7歳古馬牡馬ステイフーリッシュのゴール前で差し返す走りは国内戦では見たこともない走りであり象徴的でしょう。

 

父サンデー系やキンカメ系の牡馬が、成長を遂げて成馬古馬になると3歳時のパフォーマンスが影を潜めてしまうのはこれまでも何度も述べてきましたが、新しい読者様もいらっしゃるかと思いますので、ここで確認の意味で改めて触れておきます。

 

 

現在の馬の生産状況は、巨星2頭が亡くなったものの、やはりディープの血を筆頭とするサンデー系が圧倒しており、それに次ぐのがキンカメ系となります。

これまでもこのブログで度々述べてきましたが、特定の血に偏ってその血が溢れかえっている状況では、その血を父系統に持つ牡馬は、成馬になると野生時代からの本能に基づき、同じ群れの中に更に同じ血を増やさない、近親配合による血の行き詰まりを避けるため、本能的にボスにならないよう闘争本能を失ってしまいます。

馬は一般的に、走る・蹴る・噛むというその身に備わった3つの武器を用いて闘争するものですが、競馬はその内、走るという武器に焦点を当てて互いに争わせる人工的な競技であり、それはまた、馬が集団内でボスの座を争う際の闘争本能と習性を利用した競技でもあります。

そして牡馬は、ボスとなって自らの血を遺伝子を残そうとする本能に基づいて、他のライバルと熾烈な戦いをする訳ですから、闘争本能の減退喪失はパフォーマンスの割引、減退に直結してしまいます。

このことにより、牡馬は成馬古馬として成長するにつれ、青年期の脚比べの陸上競技会から、大人の牡馬として血を残すボス争いの戦いに移った際に、闘争本能の減退喪失に見舞われることとなり、頂点を争うG1レースで勝利することは難しくなります。

 

昨秋のG1戦線は、父系非サンデー系、非キンカメ系の3歳牡馬エフフォーリアが秋の中~中長距離路線のチャンピオンとなり、同背景のピクシーナイトがスプリント路線転向から一気にG1を勝利、そしてダートでも同背景の古馬牡馬テーオーケインズが6馬身差の圧勝、マイル路線では女帝グランアレグリアが引退レースを勝利しましたが、女帝に迫った2着が外国産馬の3歳牡馬シュネルマイスターということで、将来に血を残すべく非サンデー系、非キンカメ系の牡馬が現れました。

 

ますます肩身が狭くなった感がある父サンデー系・キンカメ系の古馬牡馬ですが、ドバイやサウジでは実に活き活きとパフォーマンスを発揮し、90年代中盤にサンデーサイレンス産駒が初めて現れた時のような、旺盛な闘争本能を発揮して勝利しています。

(何故、サンデーサイレンスが類い稀なる闘争本能を持っているかについては、このブログでは割愛いたします。)

 

では、なぜ海外競馬でこれら産駒が活躍できるのか、答えは簡単であり、ドバイでもサウジでも特にサンデーサイレンスの血は溢れ返っておらず、まだまだ稀少な父系の血だからです。

これらの血が溢れ返っているのは日本国内であり、なぜか海外で活躍するような馬は他にもいますが、このような背景があるからです。

例えば、今回シーマクラシックに参戦したディープ産駒グローリーヴェイズは、国内ではG1未勝利ですが、海外香港では活き活きと走ってG1香港ヴァーズを2度制覇しており、これも香港にはサンデーの血が溢れ返っていないからです。

香港ヴァーズと云えば、今回ゴールドCを勝利したステイフーリッシュの父ステイゴールドも勝利していますが、国内では何度走ってもG1を勝利することができませんでしたが、引退レースの香港ヴァーズでは鞍上の武豊騎手をして「奇跡が起きた」と表現した走りを披露、国内の善戦マンぶりが噓のような闘争本能を発揮して前を捕らえ、引退レースで悲願の初G1制覇を果たしていますが、これも香港にはサンデーの血が溢れ返っていないから実現した走りです。

 

ステイゴールド産駒は、国内戦でもサンデー系男だらけの大運動会の中では比較的闘争本能を発揮することで知られますが、これはステイゴールドが国内G1未勝利ということが関係しています。

 

私が勉強を続けている中島国治氏の著作やイタリアの名馬産家フェデリコ・テシオ氏の文献においては、「春シーズン(繁殖期)の頂点を決めるレースの勝馬は、種牡馬としての人気はあっても、牡の産物はボスの仔と同様に闘争本能においては劣性である」と記されています。

これはつまり、日本で言えば日本ダービー、天皇賞・春など繁殖シーズンに開催される頂点決定戦の勝ち馬の牡馬の産駒は闘争本能が乏しいということになります。

闘争に勝利して頂点を極めた血は「闘争に勝つ」というミッションを完了しており、次の世代が更にボスになることにより血が溢れかえることを避けるために、野生時代からの本能に基づく自浄作用として闘争本能が失われるというものです。

 

ということは、この裏返しとして、これをステイゴールドに当てはめて分かり易く例えれば、天皇賞・春2着や宝塚記念2着など、繁殖シーズン期のボス決定戦で惜敗し、ボスに成れなかった悔しさを持っており、父の無念を晴らすことを子に託すと云ったところであり、溢れ返る父サンデー系産駒の中にあって、産駒たちの活躍の背景となってきました。

代表産駒のオルフェーヴルは3歳3冠馬となりましたが、次の世代となるオルフェーヴル産駒は古馬牡馬のG1馬はおらず、海外サウジで勝利したオーソリティはG2までの勝利となっています。

 

ドバイWCミーティングのテレビ中継は私は全て生観戦しましたが、この中で「ステイゴールド産駒がなぜ走るのかわからない」という解説を耳にしましたが、この主たる答えはこれまで述べてきたとおりであり、何らの知見も持ち合わせていない輩が、よく堂々とメディアでコメントできるものだなと感心してしまい、私は深夜に眼が冴えてしまいました。

 

 

ということで、ドバイWCミーティングにおける日本馬の活躍の背景について述べてきましたが、血の背景だけではなく、陣営の力も大きく寄与したことは言うまでもありません。

サウジでもドバイでも日本馬が良績を席巻、世界に大きなアピールとなりましたが、レースだけではなく今後の日本産馬のセールにも好影響が及ぶものと診ます。

今回活躍した馬や人が次なる目標をどう定めるのか、楽しみにしたいと思います。

 

 

 さて、私のコンテンツ「重賞分析極秘ファイル」は、平地重賞を対象として、レースの主要な出走馬について血統ペース理論及び中島理論の観点から、どの馬が有力なのか、どの馬が危険なのか、主要馬を中心に診断した上で穴馬を含めて予想する内容のコンテンツです。

 それから、現在姉妹メルマガとして「重賞分析極秘ファイル・買い目プラス」をレジまぐにて展開しておりますが、こちらは重賞にリステッドOPまで対象を広げて、買い目まで提供しております。

 先週は4重賞とOPリステッドを予想しましたが、高松宮記念では、5番人気ロータスランドと特選穴馬として公開した17番人気キルロードのワイドを的中しており、単発記事版では、この2頭の単複を公開して複勝を2つ的中することができました。

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 なお、ウマイ馬券ではロータスランドの単勝を公開しましたが惜敗、キルロードの複勝とどちらを公開するか最後まで迷いましたが、ウマイ馬券の方は重賞では1頭公開としておりますので2択を間違えてしまい、何卒ご了承願います。 

 

 世界中が新型ウイルス対策に苦慮している最中に、ロシアのウクライナ侵攻という暴挙が起きてしまい、世界中が震撼しています。

 日本では平和の下でコロナ禍にあっても競馬が行われることについて、私は改めて感謝の念を抱くとともに、ウクライナに平和が訪れることを祈るばかりです。

 3月競馬も終わりいよいよ4月を迎え、3歳クラシックロードもG1が始まる時候となりますが、皆様におかれましては新型ウイルス対策を含めて、健康管理には留意いただき、競馬を楽しんでいただきたいと思います。

 

今日はここまでです。

(仕事のご依頼はmonaka.sabao.88@gmail.comまでお願い致します)

 

 

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