競馬の核心!血統ペース理論!

私が編み出した「血統ペース理論」を基にレース考察などを展開するブログです。

私が故・中島国治氏の血統理論をベースに編み出した予想理論が「血統ペース理論」です。 端的に言えば、「逃げ馬が自身の血統構成から作り出す血統的なペース・流れ」がレースを支配し、このペース・流れに適合する馬たちによってレースが決するというものです。 実際のレース予想の際はこの「血統ペース」の他にも、各馬の持つローテ的体力の大小からの絞り込みや、各馬の対戦によっておこるコンプレックスも予想に取り入れて絞り込みます。 昨今ではラップ分析系の予想が隆盛のようですが、一般に言われるスローペースやハイペース、テン3ハロンや上り3ハロンといった時計だけではない「血統というペース・流れ」がレースを支配していることを感じてみませんか。

2017年07月

クイーンステークスの結果考察をします。

クイーンステークスの結果分析をしたいと思います。

 

レースでは大方の予想を覆してアエロリットが内枠を利して果敢に逃げました。

これは多分に鞍上・横山典騎手の判断によるものでしょう。ハナかシンガリ追走かという極端な騎乗をしますからね。

戦前の予想では、各方面においてクロコスミアかノットフォーマルの逃げを想定しており、私はクロコスミアの逃げを想定していました。

人気馬考察の際にクロコスミアが逃げて作り出す血統ペースは、アエロリットには合わないということで評価しませんでしたが、逃げられてしまい予想は完敗でした。

                                                

<上位馬の簡易考察>

1着・アエロリット
 
父クロフネ、そして形相遺伝として影響が強いのは父の3代母と診ています。
 
アエロリットが逃げて作り出した血統ペースは、父からクロフネ~フレンチデピュティ~ノーザンダンサー、形相遺伝からロベルト系統のペースでした。
 
今回は開幕週の絶好馬場を利してスピードで逃げ切りましたが、一過性で気まぐれに逃げてしまうと、次走か

らは馬が周りに他馬がいることを気にしてしまうと言われていますから、次走以降このG1馬がどのようになっ
てしまうのか、注意が必要だと
思います。

 

2着・トーセンビクトリー
 
父キングカメハメハ、形相遺伝は3代母の父の隔世遺伝と診ています。ローテ的体力は料的遺伝4.50であり、中4週程度は必要。
 
アエロが逃げて作り出した血統ペースは、この形相遺伝から影響を受けるハイペリオン系がロベルト系と親和性があることから対応できたものと診ています。
 
 

3着・クインズミラーグロ
 
父マンハッタンカフェ、形相遺伝は母母と診ています。ローテ的体力は料的遺伝4.00であり、中5週程度は必要。
 
アエロが逃げて作り出した血統ペースは、この形相遺伝からは少々ズレているものと診ています。
 牝馬重賞で3着ばかり拾っており、頭打ちなのかもしれません。
 



このように、私の予想は逃げ馬から組み立てますので、今回のように想定と違う馬が逃げると予想が崩れてしまうことになります。
今回はその典型例のようなレースでした。

気を取り直して来週も考察したいと思います。









クイーンステークスの人気馬を考察します。


今回はクイーンステークスで人気が予想されるG1馬2頭を考察してみたいと思います。


<逃げ馬と血統ペース>

血統ペースを作り出す想定逃げ馬はクロコスミアとしました。

ノットフォーマルの存在が気になりますが、枠順もノットフォーマルより内であり、スタートすぐコーナーリングに入ることから、先手を取れると診ました。

クロコスミアという馬は、父ステイゴールド、そして形相遺伝として影響が強いのは4代母の隔世遺伝と診ています。

よって、クロコスミアが逃げて作り出す血統ペースは、形相遺伝からテディ系統のペースとなります。


<人気馬についての考察>


・アエロリット

父クロフネ、形相遺伝は父の3代母と診ています。ローテ的体力は料的遺伝5.50であり、中2~3週程度は必要。

3歳G1馬が何故にこのレースを使うのか意図不明。例年メンバーが揃わないレースだけに、特別に出走奨励金などの提示でもあったのでしょうか・・・。

父クロフネ~フレンチデピュティ~ノーザンダンサー、形相遺伝であるロベルト系統のいずれもクロコスミアの作り出す血統ペースとは少々ズレているのでは・・と診ています。

得意の好位付けからなだれ込んで惰性でどこまで・・・といったところでしょう。

 

・アドマイヤリード

 父ステイゴールド、形相遺伝は母父の母と診ています。ローテ的体力は料的遺伝6.25であり、中2週程度は必要。

 逃げ想定のクロコスミアとは同じステイゴールド産駒であり、母父がミスプロ系統ですが、クロコスミアの母父シアトルスルー系統とはアメリカンスピード型血統で親和性があり、父と母父の組み合わせが合っていることから、クロコスミアの逃げに何とか対応できるのではと診ています。

 実際に、前々走の阪神牝馬ステークスでは今回逃げ想定のクロコスミアが逃げて作り出す血統ペースを経験し、直線だけで後方から追い込んで2着。

形相遺伝がニジンスキー~ノーザンダンサー系統ということで、ここが血統ペースに合っていないことが減点材料となりますが、父と母父の組み合わせで何とかカバーできるでしょう。

とは言っても、小回りコースだけに最後方からというわけにはいかないでしょう。そこが評価が難しいところですね。



ということで、私はこの2頭に対して本命評価はできませんでした。

では、どの馬を評価するのか…などの総合的な最終予想は私の予想サイトにて当日公開いたします。
有料となりますがよろしかったらお願いいたします。(ブログ右欄の購読のリンクからどうぞ)







今週は予想します。


皆さんこんにちは。

今週はどのような内容にしようかと思案しましたが、ブログを開始した週ということもあり、有料予想総合版か
ら福島テレビOPを抜き出した形式でお届けしたいと思います。

以下のような感じで予想を行っていますので、よろしかったら有料版もよろしくお願いいたします。

なお、中京記念は有料予想総合版にて公開しています。
(2歳戦は原則見送りにしています。)



福島11R 福島テレビOP

◎ダノンメジャー

〇マイネルハニー

△マウントロブソン

 

<逃げ馬と血統ペース>

血統ペースを作り出す想定逃げ馬はダノンメジャーとしました。
陣営からも逃げのコメントが出ており、一方のハニー陣営からは「何が何でもではない」という趣旨のコメントがあり、単騎逃げが叶うと診ました。

ダノンメジャーという馬は、父ダイワメジャー、形相遺伝として影響が強いのは3代母の父の隔世遺伝と診ています。

よって、ダノンメジャーが逃げて作り出す血統ペースは、形相遺伝からテディ系のペースとなります。

狙いは、この系統またはこの系統と親和性のある系統を父や形相遺伝に持っている馬になります。

合わせて、ダイワメジャー産駒と同様の前進型サンデー系の産駒も押さえる対象となります。

 

<主なポイント>

◎ダノンメジャー

父と形相遺伝は上記のとおり。ローテ的体力は料的遺伝3.50であり、中5~6週程度は必要。

前々走が道悪の中での激走、そして中4週で臨んだ前走はローテが厳しく最後粘り切れず凡走してしまいました。

激走した前々走からは十分なローテであり、当日の雨馬場予報からも先行して粘りこみが決まるのでは。

 

〇マイネルハニー

父マツリダゴッホ、形相遺伝は3代母の父の隔世遺伝と診ており血統ペースは合います。ローテ的体力は料的遺伝4.50であり中4週程度は必要。

前走エプソムカップは逃げ粘って3着。重賞勝ち馬でもあり本命にしようとも思いましたが、夏負けの兆候があるとの陣営コメントがあり、評価を一つ下げてみました。


以上が公開している内容です。

7頭立ての少頭数で正直触手は動きませんが、このように予想してみました。


私の基本的な予想構成は、
①逃げ馬を想定。
②逃げ馬の血統構成から作り出される血統ペースを想定。
③逃げ馬を除いた他の出走馬の血統構成が逃げ馬が作り出す血統ペースに合うか確認。
④血統ペースが合う馬を対象に、ローテーション的体力(料的遺伝)やコンプレックスの有無を確認。
⑤これまでの条件をクリアした馬を対象に、コース適性や馬場適性、季節適性などを踏まえて評価。

といった感じです。各馬の血統構成や料的遺伝、コンプレックスの解釈にあたっては、故・中島国治氏の血統理論を用いて解釈しています。

このような考え方で予想するようになってからは、競馬を安定して楽しめるようになっています。


ということで、今日はここまでになります。


















はじめまして!

皆さんはじめまして。発行者のmonakasabaoです。

競馬予想理論の「血統ペース理論」をブログでも展開することといたしました。

「レジまぐ」さんや「まぐまぐ」さんでは、メインレースのみを対象とした競馬予想を展開しておりますが、このブログでは、この理論を基にレース考察・検証などを行う場にしたいと思っています。また。時々レース予想も公開したいと思っています。

ブログは初体験なので、たどたどしくなると思いますがよろしくお願いいたします。

理論展開の開始についてですが、現在準備中ですのでもう少々お待ちください。

まずはごあいさつまで。



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