ここでは、中山記念を振り返ってみたいと思います。
中山記念
父ステイゴールド、形相遺伝として影響が強いのは3代母と診ています。
ローテ的体力は料的遺伝3.50であり、激走後は中6週程度は必要。
レースは判りやすい逃げ馬マルターズアポジーが引っ張り、アエロリットが続くというやや縦長の展開となり、この2頭が2~3着に残り、4番手を進んでいたウインブライトが4コーナー手前から抜群の手ごたえで力強く進出して勝利しました。
1着のウインブライトは一週前追い切りを強くしたことで反動が出たという報道がありましたが、最終追いきりを軽めにしたことが功を奏したようです。
中山金杯激走から中6週での臨戦となりましたが、本馬の料的遺伝の観点からはちょうど良い間隔でありましたが、最終追い切りも強くしていたら調教で体力を消耗してしまい、凡走も有ったかもしれません。
私はメルマガ等予想では、2000m重賞好走しているものの距離短縮は良いと診断しておりましたが、4コーナー手前から力強く進出する脚勢から診ると、血統ペースが合っていたこともありますが、この距離がピッタリなのでしょう。
この後は大阪杯とのことですが、料的遺伝の観点からは少々詰まる間隔となりますので、調教を軽くするなどの工夫が必要となるでしょう。
2着のアエロリットは、マルターズアポジーの後ろにつける展開は予定通りだったと思いますが、最後の直線でズルズル下がるかと思われたところから盛り返しての2着には少々驚きました。
アエロリットは右手前を出したがらない癖があり、左回りに対して右回りのパフォーマンスは落ちると診ています。それでも今回のような盛り返す走りができたということで、次走のヴィクトリアマイルに向けては自信になるでしょう。
8着のヴィヴロスについて、私はメルマガにおいて、次走にドバイを控えたステップは昨年同様となるが、昨年もこのレースに休み明けで臨んで5着。やはり休み明けの成績が今一つであり、本馬の兄姉も休み明け一叩きが必要な傾向があり、マルターズアポジーが作り出す血統ペースも合わず、牡馬を相手に小柄な牝馬に斤量56kも気になることから評価することはできないと指摘しておりました。
それにしても負け過ぎのような印象もありましたので、ドバイへ向けての仕上がり状態は果たしてどの程度なのか、不安を覚えます。次走は予定どおりドバイへ向かうようですが、行く以上は是非連覇して欲しいと思います。
さて、私のメルマガ等での予想はと言いますと、ウインブライトを本命にして、馬連と三連複を的中することが出来ました。
2月は毎週重賞的中と調子が上がっております。この調子で3月戦線も頑張りたいと思います。
そして、3月からは私の新しいコンテンツが始動します。これまで多くのご要望をいただいておりました「分析型コンテンツ」が始動します。
平地重賞を対象としますが、レースの主要な出走馬について血統ペース理論及び中島理論の観点から診断する内容となります。
どの馬が有力なのか、どの馬が危険なのか、診断結果をご提供する内容です。
なお、これまで予想メルマガ等で提供していた買い目については、このコンテンツでは控え、読者の皆様の予想の一助となれればと考えております。
リンクをブログ右側に貼っておりますので、有料となりますがよろしかったらお願いいたします。
今日はここまでです。